アメリカの高校で、アメフト選手が自身のヘルメットの中に毒ヘビが入り込んでいるのを見つけ、一歩間違えれば大惨事となりかねないハプニングがあった。
アーカンソー州中央部マモール市にあるマモール高校の生徒が練習前のウォーミングアップ中、ヘッドギアの中で奇妙な動きを感じ、アシスタントコーチに装備を確認してもらった。
コーチが中をのぞき込んだところ、パッドの裏に2フィート(約60センチ)のヘビが潜んでいるのが見つかった。警察官がヘルメットの中に水を注ぎ込み、外へ誘導している直後、動物管理の技術者らが現場に到着。ヘビはヌママムシで、同州で2番目に強い毒を持つ種であることが明らかとなった。
動物管理ディレクターのクリス・デイヴィス氏は、選手が噛まれることもなく、ほぼ1時間にもわたりそのヘルメットを着用し続けていたことを知り、驚愕したとして「現実離れしていました。実際にそこにいて写真を撮らなければ、本物だとは思えないような光景でした」と語った。
また、「警察官の1人が、ヘルメットの中にいたヘビが大きくて太いため、数日前に食事を済ませたばかりではないかと気づきました。『おそらく食べ物を消化するために暗い場所を探していて、通りかかったときに地面に放置されたヘルメットを見つけたのだろう』とのことでした」と続けた。
なお、当の生徒は概ね動じることもなく、別のヘルメットを使いアメフトの練習を最後までやり遂げたと言われている。
この事態を受け、チームのヘッドコーチは選手たちに対し、使用前に必ず装備を確認するよう注意を促した。