「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉がある。これは怖いもの見たさの心が怪異を見せるという言葉だが、実際には何も考えてなくても不思議な光景を錯視してしまうことはある。
それがXで話題になったデゴチさん(@degochiyakuri)が目撃した「?」の駅名標だ。
ふつう駅名標には駅名が書かれているはず。だから「?」なんてありえない。ありえないはずなのに、たしかに「?」と書かれている。脳内で「そうはならんやろ」「なっとるやろがい」という、やりとりが発生してしまいそうな状況だ。
だが、画像をズームインすれば、その正体が浮かび上がる。そう、ここは「津」なのだ。読み仮名である「つ」が大きく、その下に小さな漢字の「津」がある。その結果、「?」のような形に見えるのだった。
「?」に見える「津」の駅名標。これまでもSNSでたびたび話題になってきた珍スポットだ。「つ」が大きいのは、柔らかな印象を与えるためだと言われている。
そもそも、この「?」に見える駅のことを知っていたのか。このベストショットをどんなタイミングで撮影できたのか。デゴチさんに話を聞いた。
ーー「津」の駅名標が「?」に見える事自体はご存知でしたか。
デゴチ:「津」の駅名標が「?」に見える事自体はXで何回か見かけていたので知っていましたが、それでも実際に自分で見たら「あれ、なんでハテナマーク?」と呟くくらいビックリしました。
ーーこれを見つけたシチュエーションは?
デゴチさん:見つけた瞬間は電車は停車するため減速する途中に、今どこの駅かなと思って外を見た場面でした。え、なんで「?」と思いながらカメラを起動して、写真を撮りました。
ーー実際に見たとき、どんな気持ちになりましたか。
デゴチ:実際に見たときは、「最近は謎解きイベントや脱出イベントでいろんな施設とコラボして謎解きするから、駅名もハテナにしたのかな?」と、思いました。
ーー津駅を通ったのは旅行かなにかですか。
デゴチ:当日は大阪で、所属している薬理凶室という科学系ライター集団のトークイベントがあり、早朝から近鉄特急ひのとりに乗って名古屋から移動している最中でした。ですので津駅は停車駅のひとつでした。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
デゴチ:私が撮影して投稿した写真もパッと見るとふりがな付きの津という駅名標が「?」に見えるので、共感される方が多かったので嬉しかったです。
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知っていても、いざ、それに出会うとテンパってしまう。まさに、あるあるである。今回、「?」駅と出会ったデゴチさんは、薬理凶室という科学系ライター集団の1人であり、工作系の記事を書く"怪人"だという。怪人なんだ…。
つい先日のコミックマーケット108で「公道を走れる世界最小の原付バイクを自作した本」を頒布していた。たしかに、そんなものを作り上げるのなら怪人である。そんなデゴチさんの発明を見てみたいなら、SNSをチェックしてみるといいだろう。
関連情報
Xアカウント:https://x.com/degochiyakuri
薬理凶室:https://www.youtube.com/@krr