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岡宮来夢 壬生寺で沖田総司役に意欲「やりたかった役」 昨年他界の栗塚旭さん縁の観音像見上げる

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
栗塚旭さんが寄進した観音像の前に笹森裕貴、岡宮来夢、岐州匠(左から)=京都・壬生寺
栗塚旭さんが寄進した観音像の前に笹森裕貴、岡宮来夢、岐州匠(左から)=京都・壬生寺

 新選組の沖田総司を描いたミュージカル「星影の人」に出演する俳優の岡宮来夢、岐洲匠、笹森裕貴が、京都・壬生寺で行われた取材会に出席した。

 壬生は幕末の志士・新選組の駐屯地があり、壬生寺は隊士たちの訓練場として使われ、現在でも多くのファンが訪れる“聖地"として知られる。今回、主演の岡宮らも京都市内に残る新選組縁の場所に足を運び、役作りに備えた。

 岡宮は「ずっと好きで、いつかやりたいと思っていた」と新撰組への思いを口にする。今回演じるのは、夭折の天才剣士。「天才剣士を演じるならば、殺陣もしっかりできなければ。すでに何度も殺陣稽古を組んでいただき、汗を流してます」と準備万端。「新選組には土方さん、近藤さんへの忠義、忠誠心もあったと思う。でも沖田がいなかったら、新選組ってもっとカリカリしていた雰囲気。皆に愛されていた存在なので、僕も自分の愛きょう生かしたい」と人好きのする笑いを浮かべた。 さらに「沖田くんが亡くなったのは27歳とも、29歳とも言われてる。僕はいま28歳。具合が悪くなり、苦しんでいた時期だったのかな」と労咳(肺結核)で亡くなった天才剣士の生涯を思いやった。

 桂小五郎役の笹森は「実際に実在した歴史上の人物を演じることが初めて」と瞳を輝かせる。「生き残った側で、沖田と対比となるような、鏡のような存在」だという。また新選組駐屯地で、初代局長の芹沢鴨が暗殺された八木邸も見学。「刀傷もリアルに残っていて、気持ちがグッときた」と振り返った。

 本作は50年前に宝塚で初演された作品。汀夏子の代表作であり、その後も水夏希、早霧せいならが演じてきた。汀の初演版の映像を見たという岡宮は「美しくて、気品があって『俺、どうやってこれを出そう』と思った」と苦笑い。土方歳三役の岐州も、以前に元タカラジェンヌの七海ひろきと共演したことを思い出し「階段に座っているだけで、めちゃくちゃかっこいい!宝塚の卒業生の方や現役の方もたくさん見に来ると思うので、プレッシャーがすごい」と笑いを誘っていた。

 壬生寺境内には、昨年9月に他界した、ドラマ「新選組血風録」「燃えよ剣」の土方歳三役で一世風靡した栗塚旭さんが寄進した観音像もあり、3人はその立像を見上げていた。栗塚さんは「土方役で多くの人を斬ったので、その供養に」と約50年前に建立。元々は約300坪の自宅の庭にあったが、壬生寺の住職に相談し、とんとん拍子で話が進み2020年に寄贈。生前、「新選組のファンの方が壬生寺を訪れたときに、観音様も一緒にお参りしていただけたら」と語っていた。

 「星影の人」は11月19~24日・東京国際フォーラム ホールC、12月3~4日大阪・SkyシアターMBS、12月25~27日名古屋・御園座などで上演される。

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