ロックバンドのシカゴの創設メンバーであるウォルター・パラゼイダーさんが死去した。81歳だった。
アルツハイマー病と6年間にわたり闘病していたが、17日午前2時10分、ホスピスにて、妻のジャクリーンさんに看取られながら息を引き取った。
59年間の結婚生活を送ったジャクリーンさんや娘のフェリシアさんは、ウォルターさんが長年の闘病の末に苦しみから解放され、安らかに眠りについたことへの安堵と深い哀悼の意を語っている。また、1990年から2018年まで同バンドのドラマーを務めたトリス・イムボーデンも、ウォルターさんがテリー・キャスやダニー・セラフィンとともにバンドの中核を成していた功績を称え、ソーシャルメディアを通じて追悼の言葉を寄せた。
ウォルターさん、テリー、ダニー、ロバート・ラム、リー・ロックネイン、ピーター・セテラ、ジェームズ・パンコウは1967年に同バンドを結成。当初は「ザ・ビッグ・シング」として活動し、「シカゴ・トランジット・オーソリティ」を経て「シカゴ」へと改名した。サックスとフルートを担当したウォルターさんは2017年の引退までバンドを支え、グラミー賞を受賞した「愛ある別れ」や「長い夜」「素直になれなくて」などの数々の世界的なヒット曲に貢献した。
2016年にロックの殿堂入りを果たした同バンドはインスタグラムで声明を発表。「ホーンセクションを擁するロックンロール・バンドというアイデアはウォルトの発案だった。ウォルトがバンドを結成し、母親の家の地下室でリハーサルを行っていた」と記し、偉大な創設者の死を悼んだ。