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タランティーノ監督、近年のハリウッドを酷評 駄作量産「味気ないソーセージ工場」唯一の高評価はNetflix配信映画

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批判に反論したクエンティン・タランティーノ監督
批判に反論したクエンティン・タランティーノ監督

 クエンティン・タランティーノ監督が、コロナ禍以降のハリウッド映画について厳しい見解を示した。ハリウッドを「味気ないソーセージ工場」と酷評。近年は新作映画を見るたびに難点ばかりが目につくとし、満足できる作品に出会えていないという。

 映画誌「サイト・アンド・サウンド」への寄稿でタランティーノ監督は「パンデミック以降、新作映画で細かいところまで粗探ししないで済む作品はほとんどないんだ」と語った。「欠点や不自然さ、観客迎合、ミスキャスト、あるいはただ単にバカげた要素が、かつて『ハリウッド』と自称していた『味気ないソーセージ工場』から出てくる映画を台無しにしている」と指摘した。

 さらに映画そのものへの興味も薄れているという。「最近は『映画とは何か』という概念自体が、好意よりも軽蔑を抱かせるものになっている。ここ6年の作品を見れば、80年代がまるで30年代のように感じるよ」と過去を懐かしんだ。

 一方で気に入った作品もいくつかあるとしながらも、「好きだと思った映画はある。でも昔みたいに、夢中にさせてくれる作品はないんだ。今は本を読む方がいいくらいだよ」と嘆いた。その中でタランティーノ監督はジョー・カーナハン監督のNetflixで配信された映画「Rip/リップ」を高く評価し、「斬新な設定のスリリングな刑事サスペンスで、すべてが見事に機能している。中でもカーナハンとマイケル・マクグレイルによる脚本は圧巻だ」 と絶賛している。

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