エジプト考古学者で早稲田大学名誉教授の吉村作治氏が5月31日、自身のインスタグラムを更新。初めてエジプトの調査に訪れた際と現在の姿を公開し、反響を呼んでいる。
吉村氏は「1966年、初めてのエジプト調査で訪れたのがダハシュールの赤ピラミッドです」と「WASEDA」の文字が見えるオフロード車とともに撮影したショット、さらに「エジプト調査60年の記念に、 思い出の地で撮影してもらいました」と記した2026年の姿を並べた写真をアップした。
1966年にアジア初のエジプト調査隊を組織。74年のルクソール西岸魚の丘彩色階段の発見など数々の成果を挙げたほか、TBS系「世界ふしぎ発見!」などメディアにも出演してきた。「83歳、まだまだ現役で頑張りますよ」と、あくなき探究心をうかがわせる言葉で結んだ吉村氏。黒のハットにベスト姿、ピラミッドの前で見せた表情は若々しく、年齢を感じさせない。
フォロワーからは「エジプトといえば吉村先生です」「60年目に同じ場所で写真撮るなんて素敵」「先生の人生はエジプト文明とともにありましたね」「夢にむかって走り続けてる姿は本当に素敵です」「生涯現役で、応援しています」「まだまだ元気に発掘、新発見できることを遠くから願います」など、80歳を超えても精力的に活躍する先生に称賛と期待の声が上がっていた。
吉村氏は1943年、東京都生まれ。東日本国際大総長、早大名誉教授を務める。エジプト美術考古学、比較文明学が専門。2月2日には「本日、83歳の誕生日を迎えました」と記し、「クフ王の墓を見つけることが、私の変わらぬ夢です。 夢を持ち続け、これからも歩みを止めません。」と決意をつづっている。