俳優グレン・パウエル(37)は、「規律こそが自身の幸福への鍵」と信じているという。近年、「トップガン マーヴェリック」(2022)年、「恋するプリテンダー」(2024年)、「ヒットマン」(2024年)などの映画に出演し、みるみる頭角を現してきたグレンが、自身の成功と幸福の鍵について語った。
「ハリウッド・リポーター」に、グレンはこう話す。「最近、自分の中で気づき始めたことがある。この業界では、自分の頭の中で考え込んでしまったり、周囲の雑音に仕事への気持ちを影響されてしまったりするのが非常に容易だということ。でも重要なのは、事前に準備をしておくことで、撮影現場は自分にとってこの世で最も幸せな場所になるということだ」
更に2005年のコメディ映画「ザ・ウェンデル・ベイカー・ストーリー」(日本未公開)に向けて行った準備作業をグレンはこう振り返る。「実は15歳の頃、オーウェン・ウィルソンと『ザ・ウェンデル・ベイカー・ストーリー』という映画を一緒にやった。オーウェンの兄弟であるアンドルー・ウィルソンとルーク・ウィルソンが監督を務め、私は新聞配達少年を演じた。あの連中全員と映画に出られるという電話を受けた時のことを今も覚えているよ」「それに、『ズーランダー』も僕の一生のベスト映画の一つだった。ステージ上で『ウォークオフ(劇中でオーウェンらが演じた、服を脱ぎ捨てるなど過激にエスカレートしていく滑稽なモデル歩き対決)』を真似したせいで、教会主催のキャンプから追い出されそうになったこともある。でも役が決まってからは、家の前の袋小路で母と一緒に練習したのを思い出す。新聞を何度も何度も、何百本も丸めて投げ続けたんだ。そして、セットに立った時のあの自信に満ちた感覚。誰よりも上手に新聞を投げられるって分かっていたから」
2025年に始まった、ディズニープラスのコメディシリーズ「チャド・パワーズ 人生コンバート大作戦」では主演の他、共同製作者とプロデューサーも務めるグレンは、こう続けた。「私にとって、規律こそが幸せの鍵だ。準備ができていないと感じると、インポスター症候群、そしておそらく世の中全体が頭の中に忍び込み、思考を乱し始める。けど、きちんと準備をしておけば、外界を遮断して、ただその瞬間を楽しむことができるんだ」