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オオサンショウウオの目からビーム!?「ラピュタの巨神兵だ!」「ラスボス感がすごい」“奇跡の一枚”が話題

米田ゆきほ 米田ゆきほ

暗がりの水槽の中でオオサンショウウオの顔から、赤い閃光が真っ直ぐに放たれる…

まるで特撮映画やアニメの必殺技シーンのような写真がSNSで大きな注目を集めている。

話題となっているのは、三重県の名勝・赤目四十八滝にある赤目滝水族館の公式Xが投稿した写真。上体を持ち上げたオオサンショウウオの顔からピカーッとふたつレーザーのような鋭い閃光が放たれており、驚いたSNSユーザーたちから2.8万いいねを獲得した。

一体、この光の正体は何なのか?同館館長の朝田光祐さんに話を聞いた。

――この「目からビーム」のような写真が撮影された状況について

朝田:閉館後の作業中に、ふとオオサンショウウオが正面を向いていたので、スマホでで撮影しました。その写真を確認したときは、「なんでこんなに光ってるねん!」と思わずクスッと笑ってしまいましたね。

――まさに奇跡の一枚ですね。この赤い光の正体は何ですか?

朝田:実は、オオサンショウウオからビームが出たわけではありません(笑)。水槽の背面にあるLEDライトが、水槽のガラス面に反射したものが、たまたま顔の位置に重なったんです。

――「目からビーム」と話題でしたが、実際は違うんですね。

朝田:そこが一番のポイントなのですが、じっくり写真を見ると、光っているのは「鼻先」と「左の頬(ほほ)」。オオサンショウウオの目は非常に小さく、この個体(全長約112cm)で測ってみたところ、目の直径は全長の220分の1ほどしかありません。視力もあまり良くないとされています。

――意図的にこの「ビーム写真」を撮ることはできますか?

朝田:オオサンショウウオが正面にさえいれば、角度を調整して比較的簡単に再現できます。展示としては「見えにくい」という課題でもありますが、ファンの方が「撮れた!」と喜んでくださるので、今はそのままにしています。

――サンショウウオの魅力について

朝田:オオサンショウウオは数千年前から姿が変わらない"生きた化石"であり、世界最大の両生類。日本、中国、アメリカの3カ国にしかいない貴重な存在ですが、交雑種の問題など、厳しい側面も持っています。このバズをきっかけに、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

◇    ◇

SNSでは「ラピュタの巨神兵だ!」「UMA扱いされてもおかしくない」「ラスボス感がすごい」「さすが赤目四十八滝のヌシ」などの反響が寄せられた。赤目滝水族館Xは、今後も面白おかしく、真剣に、オオサンショウウオの生態を発信し続けるそうだ。ある日は、怪獣のように、ある日はキュートに見える彼らの姿に、目が離せない。

赤目滝水族館 X
https://x.com/akame_aquarium

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