日本人メイクアップ・アーティストとして初めてエミー賞を受賞したカオリ・ナラ・ターナーさん(92)が、8日放送予定のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金、後1・00)に出演する。
幼少期から日本舞踊とタップダンスを習い、戦後はダンサーとして活躍していた。香港公演中に、映画の撮影で来ていたメイクアップ・アーティストの夫と出会い、結婚。結婚の立ち合い人はなんと俳優のスティーブ・マックイーンだったという。
当初は米国でもダンサーとして活動していたが、ケガが元で引退。気晴らしに、夫の海外ロケに同行したところ、メイクのスタッフが足らず、ダンサーとして自分で舞台メイクをしていたカオリさんが手伝う事になり、1978年、日本人として初めてメイクアップ・アーティストのユニオンに所属する事になったという。
以降、「フラッシュダンス」(1983年)のボディメイクで一躍注目を集め、アカデミー賞作品「アメリカン・ビューティー」(1999年)では主演のケヴィン・スペイシーを担当。さらにドラマ「アリー・myラブ」など、数々の映画、ドラマの仕事をしながら、日米を行き来きしていた。
だが88歳の時に米国の家が火事に。アカデミー賞受賞メイクアップ・アーティストである夫のビル・ターナーさんの遺品や思い出の品、ドレスや着物も燃えてしまったが、いろいろな偶然が重なり生きていることに感謝しているという。