大分県大分市の水族館「うみたまご」で誕生したゴマフアザラシの赤ちゃんの名前が発表され、独特すぎる"野菜縛り"のネーミングセンスがSNSで注目を集めている。
話題となっているのは、母親の「とまと」から生まれたメスの赤ちゃん「にら」ちゃん。同館のゴマフアザラシには代々野菜の名前が付けられる伝統があり、現在は他にも「きゃべつ」「せろり」「おくら」「ずっきーに」といった個性豊かな面々が揃っているという。
中でも今回の「にら」という命名の由来には、地元・大分への深い愛が込められているそうだ。飼育担当者の石井さんに話を聞いた。
――にらという名前に決まった経緯は?
石井:母親のとまととのつながりで決定しました。ニラは大分の名産品で、ニラ豚などの料理を通じて県民に非常に馴染み深い存在です。にらも同じように、多くの人に親しみやすく、愛されるアザラシになってほしいという願いを込めて命名しました。
――母とまとちゃんの子育ての様子は?
石井:とまとは子育て経験豊富な肝っ玉母ちゃんタイプ。産まれて40分後には授乳、3時間後には初泳ぎをさせるなど、非常に慣れた様子でこなしていました。
――子育て中に驚いたエピソードは?
石井:出産時に同じ場所に大きなトドが同居していたのですが、自分より遥かに大きなトドが近づいてくると、とまとは威嚇して追い払っていました。わが子のためならどんな強敵にも立ち向かっていく姿は、まさに肝っ玉母ちゃんでしたね。
――現在の2頭の様子はいかがですか。
石井:3月30日に離乳し、現在はそれぞれ別々に行動しています。にらはアクリル越しにお客さんを見に行ったり、好奇心旺盛に遊び回っていますよ!
――来館者へのメッセージ
石井:初めての体重測定や魚を食べた日など、これまでもお客さまと一緒ににらの成長を喜び、分かち合ってきました。これからもぜひ一緒に見守っていただければと思います。
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SNSでは「この組み合わせ絶対美味しい」「最高の親子コンビ」「すくすく育ちそうな良い名前」などの反響が集まった。大分の名産品のごとく、地域に根ざし、愛される存在へと成長していくにらちゃん。今後の成長が楽しみだ。
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」X
https://x.com/umitamago_staff