映画「クリムゾン・リバー」(2000年)などへの出演で知られた女優ナディア・ファレスさんが死去した。57歳だった。11日、パリ市内にあるジムのプールから意識不明の状態で引き上げられ、帰らぬ人となったという。
仏ル・モンド紙によると、心停止を起こし、昏睡状態に陥ったナディアは、そのまま意識を取り戻すことなく、17日にサルペトリエール病院で息を引き取ったという。
地元警察は同紙に対し、ナディアの死をめぐっては捜査中であるものの、現在のところ、不審な点は見当たらないという。
ナディアは2007年、動脈瘤により脳外科手術を受けていたほか、過去に3度の心臓手術を経験していた。
モロッコ出身のナディアは、マチュー・カソヴィッツ監督による「クリムゾン・リバー」に出演、その後もフランス映画だけでなく、「Storm Warning」(2007年)などのハリウッド作品にも出演していた。今年は、監督、脚本家としてのデビュー作となる新作アクションコメディの撮影も予定されていた。
自身の最後のインスタグラムは友人の誕生日を祝うもので、2ショット写真もアップ。ファンからは「悲しい」「信じられない」などといった悲しみのコメントが多く寄せられていた。