スティーヴン・スピルバーグ(79)がトム・クルーズ(63)に白旗!?を上げた。
音楽や映画、ITの国際会議「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」のメインステージに登壇した際、スピルバーグは、司会のショーン・フェネシー氏との対談の中で、トムを主演に迎えた自身の監督作について振り返った。
「トム・クルーズは、私が現場に着くたびに、毎朝一番に現れていた。私はスタッフより先に現場に入る。だから、朝6時半にセットに着くこともあるんだ。『マイノリティ・リポート』と『宇宙戦争』の撮影中、トムは私が到着する時間に合わせて現場に来ることを強く望んでいた。そうして一日のスケジュールを練り上げていた。それは私にとって本当に助かった」
一方のトムは、2025年5月のピープル誌のインタビューで、役作りのためにスキルを磨く自身のアプローチについて「私はあるスキルを習得する。いずれそれを映画で使うことになることが分かっているからだ」と明かした。
そして、ピアノからダンス、パラシュート、飛行機やヘリコプターの操縦に至るまで、「常にトレーニングを続けている」「素晴らしいのは、決して『完成』という状態がないことだ。常に、もっと良くなる余地がある」と続けた。
そんなトムの仕事ぶりについて、スピルバーグの他にも映画監督のクリストファー・マッカリーやジョセフ・コシンスキー、俳優のグレン・パウエルらがピープル誌やエンターテインメント・ウィークリー誌で以前語っていた。
マッカリーは、アクションシーンにおけるトムの取り組みについて、「トムが飛行機の中にいるシーンは、すべてトムが操縦桿を握っている」「トムは実質的に一人での撮影クルーだ。カメラ操作、演技、および操縦をすべてこなしている」と称賛した。
コシンスキーはまた、『トップガン:マーヴェリック』でトムが共演者の訓練に関わったことについても語った。 「私たちは、トムが実際に自ら設計した訓練コースを共演者たちに受けさせた。トムは公認の曲技飛行パイロットだが、最初の『トップガン』の時は何の訓練も受けずにいきなり実戦に放り込まれた。だから、俳優たちがそのレベルに到達するためには段階を踏んでいく必要があることをトムは理解していたんだ」
グレンもトムとの仕事について、「トム・クルーズは、人々が思っている通りの素晴らしい人物だ。本当に親切で、勤勉で、気前が良く、いつでも協力してくれる。まさに最高の男だ」と明かした。
『トップガン』『レインマン』「ミッション:インポッシブル」シリーズなどの映画を通じて、ハリウッドを代表する大スターの一人となったトムは、自らスタントをこなすことで知られ、アクション役や大ヒット作での成功で名声を獲得。数十年にわたり、ドラマティックな役柄にも挑戦し、数々の賞にノミネートされ、世界的な興行収入での人気を維持し続けている。