ポテトチップスの「わさビーフ」などで知られる、山芳(やまよし)製菓社が23日、公式サイトを更新。生産を中止していた「わさビーフ」などの再生産体制が整ったことを報告した。
同社は12日に国際情勢の影響で工場の操業を一時的に停止せざるを得ないことを公式サイトで公表していた。工場ではポテトチップスを揚げるための食用油を温める際にボイラーを使用するが、ボイラーを稼働させるためには重油が必要で、イラン情勢悪化の影響で重油を調達できるめどが立たなくなっていた。
それから11日後のこの日、同社は改めて公式サイトを更新。「このたび、重油の供給体制が整いましたため、3月23日(月)より工場の操業を再開し、順次商品の供給を再開させていただく運びとなりました」と生産再開を発表した。「操業停止期間中は、皆様に多大なご不便をおかけいたしましたが、再開に向けて多くのご理解と温かいお言葉を頂戴し、心より御礼申し上げます」と記し、「なお、供給再開後もしばらくの間は一部商品において出荷量の調整が発生する可能性がございます。安定供給に向けて全社を挙げて取り組んでまいりますので、引き続きご理解賜りますようお願い申し上げます」と結んだ。
同日には同社の公式X(旧ツイッター)アカウントでも生産再開を報告した。ファンからは「もう最後だと思い最後の一袋を誕生日までとっておこうと思っていました」「よかった!食べ納めなのかと思って悲しくなってました」「会社が苦境でも美味しいわさビーフを届けてくれてありがとう」と歓喜の声が上がっていた。