映画「スタンド・バイ・ミー」などで知られるロブ・ライナー監督の息子、ニック・ライナー被告(32)が、両親を殺害した罪について無罪を主張した。被告は23日、ロサンゼルス中心部の裁判所に出廷。手錠と茶色の囚人服姿で、剃髪した頭で法廷に立った。
起訴内容によると、2025年12月14日、カリフォルニア州ブレントウッドの自宅で、父ロブ・ライナー氏(78)と母ミシェル・シンガー・ライナー氏(70)が刺殺体で発見された。ニック被告は第一級殺人2件で起訴され、検察側は前夜のパーティー後に口論が起き、その末に犯行に及んだと主張している。
被告は迅速な裁判を受ける権利を放棄し、罪状認否の際に短く笑みを見せたものの、発言はほとんどなかった。脚本家として活動していたニック被告は、複数殺人という特別事情付きで第一級殺人2件の罪に問われている。現在はツイン・タワーズ矯正施設で保釈なしの独房拘禁となっている。有罪となれば、仮釈放なしの終身刑、もしくは死刑が科される可能性がある。
検視当局は2人の死因を「複数の鋭利な器具による損傷」とし、殺人と断定。次回の公判は4月29日に予定されている。