「トライワイト・サーガ」シリーズや「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」で知られる俳優のロバート・パティンソン(39)が、かつてセラピストから薬物を使用しているかどうか尋ねられたエピソードを明かした。デリカシーのない施術者によって、自身にとって唯一のセラピー体験は苦いものになったようだ。
インタビュー誌で新作映画「ザ・ドラマ」の共演者ゼンデイヤと対談したロバートは、当時をこう振り返る。「一度だけセラピーに行ったことがあるんだけど、セラピストから『薬物を使用していますか』と聞かれたんだ。僕の話の内容が支離滅裂で、理解できなかったのが理由らしい。『自分なりに精一杯話しているんだけどな』と思ったよ」「何か進展があると思って意を決して通ってみたものの、乗った船から『今すぐ降りたい』という気分だった」
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のセドリック・ディゴリー役で注目を集め、「トワイライト・―」シリーズの吸血鬼エドワード・カレン役で一躍スターダムにのし上がったロバート。だが当時はその熱狂が自身の「個人のアイデンティティ」を奪うのではないかと危惧していたという。「『トワイライト』を撮影していた頃、作品の成功とほぼ同時に、作品に対する世間の反発も非常に強かった。だから僕は、その両方の極端な流れを乗りこなさなければならなかったんだ」
「映画製作自体は本当に楽しかったけれど、同時に巨大なマーケティング戦略の中に組み込まれてもいた。自分のアイデンティティがそれに飲み込まれるのは避けたかったから、あえて個性を強く押し出そうとしたんだ。それは今も続いているよ。役柄のイメージで有名になるのは興味深い体験だった。最初は誰もが、僕のことをあのキャラクターそのものだと思い込んでいたからね」
さらにロバートはこう続ける。「そもそも、そのパブリックイメージは僕自身のものではないから、固執もしなかった。観客が自分に対して抱いている認識を、逆にキャラクター作りの一部として利用するのは面白いよ。『観客の少なくとも何人かはこれを期待しているだろう』と逆手に取ることで、よりドラマチックな表現ができるんだ。もっとも、人々が実際に何を考えているかなんて、本当のところはわからないけれど」
そんなロバートは最近、幼い娘が自身の出演作をすでに何本も観ていることを明かしていた。パートナーのスキ・ウォーターハウスとの間に誕生した現在23カ月になる娘(名前は非公開)について、娘が言うことを聞かない時は、自分の出演作を見せて「教育」していると冗談めかして語った。
「もう本当にたくさんの作品を観せているよ。もし僕に対して敬意が感じられない時は、画面を指差して『こっちは誰? 画面に映っているあの人は誰かな?』って聞くんだ。娘が無表情でじっと見つめていると、僕はこう教えるのさ。『Dで始まってYで終わる言葉だよ(DADDY)!』ってね」