米ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』でマーク・スローン医師を演じた俳優エリック・デインさんが、2月19日に53歳で亡くなった。昨年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を公表してから約10カ月後のことだった。
遺族は声明で、「ALSとの勇敢な闘いの末、エリックが亡くなったことを、深い悲しみとともにお知らせします」と報告。「最期は、親しい友人たちと、献身的な妻、そして彼の世界の中心だった2人の娘に囲まれて過ごしました」と明かした。また、「ALSと向き合う中で、彼は啓発と研究の熱心な支援者となりました」とし、「ファンの皆さんから寄せられた愛と支えに、心から感謝していました」と述べ、静かな時間への配慮を求めている。
エリックさんは2025年12月、ALS支援団体主催のオンラインイベントで、「ALSと共に生きるのは本当にひどい」と率直な心境を吐露。「2週間ベッドに潜って泣き続けても、誰も責めないと思う。でも、自分はそういう人間じゃなかったと気づいて、少し驚いた」と語っていた。
サンフランシスコ生まれのエリックさんは、若くして演技の道に入り、『セイヴド・バイ・ザ・ベル』や『チャームド〜魔女3姉妹〜』などに出演。その後、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』で世界的な知名度を獲得し、映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』やドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』にも出演した。