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「歌う空手家」が初体験のリングで異種格闘技戦「闘いの化学反応…逃げる理由はない」ミス鹿児島の経歴も

北村 泰介 北村 泰介
初体験となるプロレスのリングで異種格闘技戦に挑む歌手で空手家の前田瑠美
初体験となるプロレスのリングで異種格闘技戦に挑む歌手で空手家の前田瑠美

 歌手で空手家の前田瑠美が初体験となるプロレスのリングで異種格闘技戦に挑む。前田は24日に東京・新宿FACEで開催されるエンターテインメント系団体「西口プロレス」の25周年記念大会に参戦し、“燃える小さな闘魂”アントニオ小猪木と対戦。その両者がよろず~ニュースの取材に対して対戦の経緯や意気込みなどを語った。(文中敬称略)

 前田は鹿児島県出水市出身。1998年に極真会館(松井派)に所属し、2005年に極真空手全日本女子チャンピオンを獲得。空手家として修行中の01年には第25代ミス鹿児島に選ばれたことでも注目された。09年から新極真会に所属し、同年6月に歌手デビュー。「闘う歌姫 るんたん」」の愛称で親しまれ、故郷に根ざした曲を収録したアルバム「色彩の詩」(14年)などをリリースした。

 また、「世界一、瓦を割る女!の称号も。前田は当サイトに対して「今まで、1度に割った瓦の最多枚数は20枚です。出演させていただいた24時間テレビ(※日本テレビ系番組「愛は地球を救う」)でその枚数に挑戦して割ったのが一番でした」と明かした。22年には、バランスの取れた肉体の美を競う世界最大級の大会「BEST BODY JAPAN」でグランプリを受賞している。

 今回の経緯について、小猪木は「過去、自分の格闘技戦で柔道や相撲、レスリング、キック、ボクシング、MMA(総合格闘技)などの選手との対戦はあったが、空手選手との対戦がなかったことから対戦が浮上した」と説明。受けて立った前田は「プロレスは“闘いのエンターテインメント”。私はずっと“本物の闘い”をしてきました。その二つが交わったら、どんな化学反応が起きるのか…純粋に試してみたくなったんです。『異種格闘技戦』という言葉に血が騒ぎました。逃げる理由がなかった」と意欲を示した。

 小猪木が身長158センチなのに対して、前田は165センチ。体格差で上回る前田だが、「極真は“間合い”の武道。小さい相手でも油断はしません。身長よりも“気迫の高さ”で勝負します」と気を引き締めた。小猪木も「体格差はそれほど変わらないので闘いやすい」と対抗心を燃やした。

 ちなみに、本家のアントニオ猪木と極真空手家との異種格闘技戦といえば、1980年2月27日、東京・蔵前国技館での“熊殺し”ウィリー・ウィリアムス戦がプロレス史において語り継がれている。死闘の末、猪木は肋骨を折り、ウィリーは腕を脱臼して痛み分け(ドロー)となった昭和の伝説的な名勝負だ。

 前田は「昔、映像で拝見しました。あの時代の空気、命を削るような緊張感…あれは真剣勝負の匂いがしました」と敬意を表し、小猪木は「試合は観ました。あのプロレス対極真空手の負けられない緊張感が今も蘇る。今回の試合は46年前と同じ2月。必ず勝つ」と誓った。

 性別を超えた異種格闘技戦に向け、小猪木は「かつて(前田とは)舞台で絡んだことがあるが、今回はリングということで対戦を楽しみにしている。男女関係ない。今まで通り、闘魂ムーブとキャリア、体のキレを活(い)かして勝つ」と宣言。前田は「正直、不安がゼロかと言われたら嘘になります。でも、空手も歌も、私は“初めて”を超えてきました。リングも同じです」と闘志を燃やした。

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