れいわ新選組の大石晃子共同代表(48)が18日、都内で会見し、衆院選を受け16日に同党の役員会で決めた新体制を発表した。健康問題で参院議員を辞職した山本太郎氏が代表にとどまり、衆院選で落選した大石氏は共同代表を続投する。
大石氏とともに共同代表を務めていた櫛渕万里前衆院議員(58)が退任し、奥田芙美代参院議員(48)が後任に。衆院選でれいわからただ一人当選した山本譲司衆院議員(63)が幹事長に就く。
会見で大石氏は「れいわ新選組がもともと8議席でしたが、解散総選挙で1議席と議席を激減させてしまった」と衆院選を総括。2025年7月の参院選から約220万票減らしたと説明した。
衆院が1議席、参院が5議席の6人体制になったとして「国会の外でも、山本太郎代表は表の活動は活動休止となりました。これまでの不在、山本代表の穴を構成員、そして支持者で埋めながらこの激動の世界の中で、そして国内で増税、戦争の準備が敷かれていく中で、高市政権に最大限の打撃を与え、暴走を食い止めていく」と、今後の党の方針を示した。
大石氏は「しばらく国政の選挙がないと言われている。れいわ新選組の支持率も下がっていると言われている。これは、現実を見据えないといけません。すぐに支持率が回復するために、こういうビジョンでありますとか、そういうことは言えない。けれども、歯を食いしばって、活動力のある仲間を全国で増やして、党の機動力、基盤を強化していくという期間にしていきたい。支持者のみなさんだったり、構成員のみなさんと対話をして、アイデアを聞いて、反省すべきところは反省し、という形で前に進めていく体制をつくっていきたい」と立て直しを期した。
衆院選の大敗を分析しながらも「この選挙でも、批判ばっかりではだめなんだという話がなされましたけれども、私は決してそうではないと思っている。批判といいますか、やっちゃいけないことをやる政権に対して、それを面と向かって言っていくっていうことが、他の野党がやらないのであれば、これはれいわが断固としてやっていくんだということ」とブレない姿勢も強調した。
「(衆議院の)現有議席8が1になった。れいわが承認されていないんじゃないかとか、そういうことは関係ないんですよ。167万人の方が、こんなにボコボコにされて…『批判するな』とか、表面的なバッシングを受けて、山本太郎が活動休止したって、それでも、やっぱりれいわなんだって人が167万人いてくれた。その方々とつながって、改めてれいわなんだという、そういう国民の運動を広げていきたい。私はそう決意しております。国民のみなさんに、その意義に気づいていただけるように戦っていきたい」と決意を示した。
大石氏は、党首討論などでの“時間オーバー”や、過激な言動への批判に「ズバズバと言うっていうことをテレビで当たり前にやったら、何かしら謎のバッシングを受けるとかね。具体的に言ってみろよっていう…どれが口が悪かったんだよって。特にテレビ討論では、かなりあの品位を保ってやっていましたから。都合の悪いことはずけずけ言ってましたよ。だけど、テレビ討論においては、我ながらおとなしいレベル。そんな悪口、一切言っていない。批判だって、政策のことも言わなきゃいけないから、時間を考えてやらなきゃいけないから、批判もろくにもできてませんよ。その私が批判ばっかりと言われるとかもありえないんですよ」と反論していた。