様々な運動を組み合わせることで長寿に繋がる可能性があるようだ。身体活動と早期死亡リスク低減の関連性については既に確立されているが、新たな研究でジムでのルーティンに多様な運動を取り入れることが長期的な健康にとって極めて重要であることがわかった。
米ハーバード大学公衆衛生学部の研究チームは、運動の種類が最も幅広い人々は、運動の種類が最も狭い人々と比較して、あらゆる原因による早期死亡リスクが19%低いことを発見した。
一般的に運動量が多い人ほど長生きする傾向はあったが、この効果は週20回、代謝当量(MET)時間(週5日、30~60分の早歩きに相当)で頭打ちとなった。
11万1000人以上(女性7万人以上、男性4万人以上)を対象とし、30年間にわたる2つの大規模研究のデータを含んだ同研究、参加者は1986年以降、個人情報・病歴・生活習慣を報告し、ランニング・サイクリング・水泳などの運動データを提出し、専門家らが各運動についてMETスコア(安静時と比較した活動時のエネルギー消費量増加度合い)を算出した。
研究チームは医学誌「BMJ Medicine」にこう記している。「多様な身体活動が全死因死亡率の低下と関連するとの知見は、総活動量とは独立しており、複数の運動種目に取り組むことが追加的な健康効果をもたらす可能性を示唆している」「長期的な身体活動への取り組みは、複数の慢性疾患リスクの低減、メンタルヘルスの改善、長寿と健康的な加齢達成の可能性向上と明確に関連している」
同研究ではさらに、より多くの運動を行う人々は、喫煙による健康リスクを負う可能性が低く、体重が少なく、健康的な食生活を送り、社交的である傾向が強いことも判明した。