ドキュメンタリー映画「Corey Feldman vs The World」をめぐり、コリー・フェルドマンが「自分の知らないところで作られた」と主張したことに対し、監督のマーシー・ヒュームが反論している。
フェルドマンは、作品内での故コリー・ハイムからの「性的なアプローチ」に関する発言が取り上げられたことを受け、作品への関与を全面否定。弁護士を通じて「製作側は不正な手段で映像を入手し、本人の許可なく映画を作った」と声明を出し、映像の出所や権利関係を調査したうえで法的措置を検討するとしていた。
これに対しヒューム監督は、フェルドマンが自らカメラを手に取り、監督を映しながら「彼女がこの映画を作っているドキュメンタリー作家だ」と紹介する未公開シーンを公開。フェルドマンが製作の存在を認識していたことを示す証拠だと主張した。
さらに監督は声明で、フェルドマンとの撮影は「世界と戦う彼を間近で見るようなものだった」と振り返り、作品タイトルの由来にも触れた。10年近くにわたりツアーに同行し、混乱や脆さを含めた「複雑で人間的な肖像」を描こうとしたと説明。「彼が今は忘れてしまっているように見えても、このドキュメンタリーを作ることは一緒に決めたことだった」と述べ、フェルドマンへの思いは今も変わらないと語った。
一方、問題となった発言について、フェルドマン側は「ハイムからのアプローチを指したもので、身体的な意味ではない」と釈明。ドキュメンタリーが意図を誤って伝えていると主張している。