歌手テイラー・スウィフトが、NFLカンザスシティ・チーフスのホームであるアローヘッド・スタジアムでクリスマス当日に勤務していたスタッフに現金をプレゼントした。同チームのタイトエンド（TE）トラヴィス・ケルシーと婚約中のテイラーは、先日の試合中にそんなプレゼントをしていたようだ。
同スタジアムで働くロビン・ゲントリーさんは、クリスマス当日に行われたチーフスの試合のために働いていたところ、トラヴィスの母、そしてトラヴィス本人、さらにテイラーが現れたとフェイスブックで明かした。「彼女はみんなにメリークリスマスと声をかけていました。そして、私にもクリスマスなのに働いてくれてありがとうございます、これを受け取ってくださいと言ってきたんです。私は頭が空っぽになりました。もちろん、メリークリスマスとお礼は言いましたけどね」とプレゼントを受け取った。「そして彼らがいなくなった後に、渡されたものを見たら600ドル（約9万3000円）だったんです」と思わぬ“ボーナス”に驚いたことを伝えた。
ロビンさんは、感動のあまり涙してしまったと続けている。
テイラーのツアー「ジ・エラズ・ツアー」を追ったドキュメンタリーが2025年12月12日からディズニープラスで独占配信されたが、その中でテイラーがツアーを支えたスタッフたちに、総額1億9700万ドル（約300億円）のボーナスを支払っていたことも話題になっている。テイラーは、トラック運転手、ケータリングスタッフ、楽器技術者、グッズチーム、照明・音響スタッフ、制作チームやアシスタント、大工、ダンサー、バンド、警備員、振付師、花火師、リガー、ヘアメイク、衣装担当、理学療法士、ビデオチームなど、あらゆるクルーたちにボーナスを出していた。ドキュメンタリーでは、テイラーが何百枚ものカードにを一枚ずつ感謝の言葉を手書きし、封をする様子も伝えられている。
