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悪性リンパ腫、脳炎も併発していた 2年前から休養の女性芸人が舞台復帰、相方は号泣 「THE W」決勝も経験の爛々

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 爛々・萌々(左)と大国麗=2022年11月撮影
 爛々・萌々(左)と大国麗=2022年11月撮影

 2023年8月から体調不良で休養していた女性コンビ・爛々の大国麗(おおくに・うらら=35)が27日、大阪・よしもと漫才劇場で行われた相方・萌々(28)の初単独ライブ「麗々」にサプライズ登場し、舞台復帰を果たした。大国に悪性リンパ腫が見つかり、脳炎も併発していたことが明かされた。

 ライブ終盤、萌々が「実はお話したいことがあります、うーちゃん(大国)のこと」と切り出した。大国に悪性リンパ腫という血液のがんが見つかり、そのあと脳炎も併発したことを明かした。今年5月28日に退院し「いったん、がんも脳炎も大丈夫となった」というが、後遺症(高次脳機能障害)があり、現在もリハビリ期間中。言葉がうまく出てこなかったり、ろれつが回らなかったりすることはあるが「話してるときは普通」と大国の様子を明かした。

 完全に仕事復帰するのはまだ難しいが、「(大国が)『爛々でやる』って言うてくれたから、私は頑張れた。最後、命燃やして見ていただけたらと思います!よろしくお願いします!」と宣言。一度ステージが暗転し、萌々とともに大国が登場した。会場は大きな歓声と拍手に包まれ、客席にはハンカチで涙を拭う人の姿も。おなじみのフレーズ「チョメ」を大国が繰り出すなど、久々の“爛々ワールド”を展開した。ネタが終わると、萌々は目に涙を浮かべたが、横で大国は真顔。2人のコントラストに会場は爆笑に包まれた。

 萌々は改めて「本当に今日が来るまで怖かった」と胸の内を明かし、「でもホンマに良かったなって思う。これからも自分たちのペースで、バランスを見て出ていければ」と話した。最後に「本当にお待たせいたしました、これからも私たち爛々をよろしくお願いします!」と締めくくると、大きな拍手に包まれた。

 同コンビは2017年に結成。コテコテのしゃべくり漫才を武器に、22年に「女芸人No.1決定戦 THE W」で決勝進出。23年に「第53回NHK上方漫才コンテスト」で準優勝に輝いた。

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