世界の音楽業界が注目する中、米ビルボードによりBTSのメンバー全員復帰が、2025年大衆文化の象徴的瞬間として注目された。
ビルボードは19日（現地時間）、公式ホームページにて、「2025年大衆文化を定義づけた最も強烈な音楽的瞬間トップ10」という記事を発表。
本記事では、10の主要な瞬間の1つとして、兵役を終えたBTSの再集結を「今年の大衆文化を代表する印象的な出来事」として選出した。
またBTSのメンバー・J-HOPEのソロ活動にも、注目が集まった。ビルボードが最近公開した「スタッフが選ぶ2025年最高のK-POP25選（The 25 Best K-Pop Songs of 2025: Staff Picks）」では、J-HOPEが6月にリリースしたソロシングル「Killin' It Girl（feat.GloRilla）」が24位にランクイン。
ビルボードはこの曲を、「明確な音楽的選択と、完成度の高いプロダクションにより、グローバルな勢いを持続させた作品」と高く評価した。特に、J-HOPEのラップスタイルが曲の独特さを引き立て、後半へ進むにつれ重層的になるサウンドが「中毒性のあるサビを作り上げている」と分析。また、フィーチャリングで参加したラッパーのGloRillaが、曲により立体感を与えていると評した。
ビルボードは「達成感と自信を、1つの美学として表現した瞬間を捉えた曲」と、J-HOPEがソロアーティストとして新たなキャリアハイを達成したことを強調。実際に「Killin' It Girl（feat.GloRilla）」は、リリース直後からビルボードのメインチャート「Hot100」40位にランクインし、J-HOPEのソロ曲として過去最高の順位を記録している。
BTSは2026年春、新曲のリリースとともに大規模なワールドツアーを控えていることを予告し、世界中のファンから期待を集めている。
21日には、グローバルプラットフォーム・Weverseで7人そろってライブ配信を行い、「2026年はBTSの年にしよう。大きなものが待っている。大事な1年なる」と自信を示した。
