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“地獄の墓掘人”ローラン・ボックさん死去 81歳 猪木さんと激闘「シュツットガルトの惨劇」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
アントニオ猪木さんを、裸絞めで攻め立てるローラン・ボックさん=1982年1月1日、後楽園ホール
アントニオ猪木さんを、裸絞めで攻め立てるローラン・ボックさん=1982年1月1日、後楽園ホール

 1970~80年代に、故アントニオ猪木さんと激闘を繰り広げ“地獄の墓掘人”の異名を持った独の元プロレスラー、ローラン・ボックさんが死去したと米メディアや独紙が報じた。81歳だった。

 独紙「STUTTGARTER ZEITUNG」は現地時間19日、ボックさんが創設者の一人となった独ルートヴィヒスブルクのクラブ「ロックファブリック」のfacebookが投稿した訃報をもとに「レスリングスターのローラン・ボックが81歳で亡くなった」と伝えた。

 米国のプロレス・格闘技専門メディア「レスリング・オブザーバー」も、ボックさんが19日、死去したと報じている。

 ボックさんはアマレス出身で、73年にプロレスラーに転向。78年11月、当時の西独シュツットガルトで猪木さんと対戦。終始、猪木さんを圧倒し勝利した試合は「シュツットガルトの惨劇」と呼ばれ、日本のプロレスファンに衝撃を与えた。

 1981年、新日本プロレスに初参戦。82年の1・1後楽園ホール大会で猪木さんとシングル戦を戦った後、引退した。

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