ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』で知られる女優キム・キャトラル(69)が、音響技師ラッセル・トーマス(55)と結婚した。式は12月4日、ロンドンのチェルシー・オールド・タウンホールで行われ、招待客はわずか12人という親密なものだった。
2人は2016年にBBCラジオ4の収録で出会って以来、関係をほとんど公にせずに過ごしてきた。しかし今年初め、これまでに3度の結婚歴があるキムは、英紙タイムズに「彼はもともと俳優で、とても面白い人生を自分のやり方で歩んできたの。少し反骨精神があるところも好き。私たちはもうすぐ10年一緒にいることになるけれど、本当に楽しい時間を過ごしてきたわ」と話していた。
キムはラッセルと出会った当時、不眠症や父の死など困難に直面していたが、今ではその経験もポジティブに捉えている。「当時は『あんなことを経験しなければよかった』とずっと言っていたわ。でももしそうでなければラッセルに出会えなかったって思ったの。人生には驚きや取引がある。辛い時期だったけれど多くを学び、その先に素晴らしい遊び仲間がいたのよ」と振り返った。
またキムは、同人気ドラマで自身が演じた奔放なキャラクター、サマンサ・ジョーンズとは正反対の性格だと説明する。「私は彼女の正反対。私は典型的な一途な恋愛主義者よ」と語り、安定した関係にこそ幸せを見いだしていることを強調した。