環境への配慮のため、近年サバゲーなどの現場に普及しているバイオBB弾。
植物由来の生分解性プラスチックで出来ており、土壌中の微生物によって分解されるという優れものだが、今SNS上ではそんなバイオBB弾の思わぬ落とし穴が報告されている。
「マルイの未使用バイオ弾を開けたら粘土化していた😂
流石バイオ😂
揉んだら完全崩壊w」
とその模様を紹介したのは九州ミリサバ展メインアドバイザーのプミポンさん(@nTQTUoY8bO48086)。
未開封なのに袋の中で分解されてしまったバイオBB弾。発見時はギリギリ形を保っていたものの、少し力を加えると完全に崩れて粘土のようになってしまったという。
プミポンさんにお話を聞いた。
ーー購入時期や保管環境についてお聞かせください。
プミポン:記憶が曖昧なのですが、10年程前に新品で購入したものです。武器庫と化したガレージ内での保管となり、風雨に晒される環境ではございません。
ーー同様のご経験は以前にもあったのでしょうか?
プミポン:過去、変形した物は見た事ありましたが、未開封の物で完全に粘土化した物は初めてみました。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
プミポン:非常に驚いています。一時期、消費者庁に指摘を受け、バイオBB弾が自然に還らないのではとの憶測がSNSでも話題になったので、今回の件でサバイバルゲーマーが安心してバイオBB弾を使用出来るようになれば嬉しいです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「ほら、軍事オタクがよく言うじゃん 戦争に使われることなく役目を終えた兵器は幸せ者だって 」
「素晴らしい いや、かなり前はプラスチックがいつまでも分解されずに残るのが問題だったんですよね 10年前ので室内でこれかぁ」
「潰れた粘土状の弾と袋が何というか『いけない粉』っぽく見えてしまいますね… バイオBB弾がしっかり分解される証拠で安心できますね!!」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
メーカーのホームページではバイオBB弾の取り扱いについて「『植物由来の素材(PLA)』でできたBB弾は、高温多湿といった条件で膨張・変形してしまうことがあります。置き場所や保管場所には十分ご注意ください。」という注意書きがある。バイオ弾を使用している方はくれぐれもご注意いただきたい。
なお今回の話題を提供してくれたプミポンさんが関わる九州ミリサバ展は来年2月14日、15日に福岡県久留米市で「第4回九州ミリサバ展示即売会」を開催する。ミリタリーやサバゲー関連の70の業者が出店する九州最大規模のイベントなので、ご興味ある方はぜひ足を運んでいただきたい。
プミポンさん関連情報
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