女性アイドルグループ「MADMED(マドメド)」がこのほど、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。メンバーの那月邪夢(なつき・じゃむ)が適応障害と診断されたことを公表した。
那月に関しては、今年11月29日のライブから3回連続で「体調不良のため」として、当日での出演キャンセルが決まっていた。那月本人のSNS更新も同月29日に更新した「ごめんなさい、少しおやすみさせてください、。愛に来てくれようとしてくれた人、メンバーにものすごく申し訳ないです。本当にごめんなさい」(原文まま)というポストで止まっており、ネット上でも心配の声が上がっていた。
公式アカウントは12月2日も那月がライブを欠席することを報告。同日の深夜になって文書を公開し「『那月邪夢』に関しまして、ここ数日間ライブ活動を休んでおり、皆様にはご心配おかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した上で、「この度、医師より『適応障害』と診断を受けました」と診断結果を公表した。
今後については「当面のあいだは治療を最優先とし、本人の意思を尊重しながら、心身に負担のない範囲で活動していく形とさせていただきます」と発表。5日に台湾の台北で開催されるワンマンライブから活動復帰することも伝えた。
また適応障害の公表にあわせて、同アカウントでは那月の直筆と見られる署名入りの文書も公開。那月は「最近、アイドル活動において身も心もついていけなくなることが増えてしまい、医療機関に相談したところ、『適応障害』と診断されました」と診断の経緯を報告した。
適応障害の診断を受けたことについて「正直悔しいし、『マドメド』という名前を背負って頑張っていくって、メンバーのみんなのことも引っぱっていくって言ってたのにこんな結果になってしまって本当に情けないと思っています」と告白。「みんなの前ではずっと笑っていたいし、歌って踊って最強の『那月邪夢』でいたかった。でも、今のままだと、強い自分を演じるのも辛くて、中途半端なライブを届けてしまうことになっちゃうから、それだけは絶対嫌でした」と葛藤を記し、「なので2日前から少しだけお休みをもらうことにしました」と出演を見合わせた理由についても説明していた。