俳優のヴィン・ディーゼルが、「ワイルド・スピード」シリーズで確執が報じられていたドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンを称賛するコメントを発表した。両者は2016年に撮影現場での不仲が表面化し、ドウェインがインスタグラムでヴィンを「臆病者」「キャンディ野郎」と呼んだことで注目を集めた。その後も緊張は続いたが、2023年公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』にドウェインがサプライズ出演、シリーズ第11作への復帰も期待されている。
今回ヴィンはインスタグラムに、ドウェインが新作映画『The Smashing Machine』で友人マーク・カーを演じたことを称える投稿を掲載。カーが映画『トリプルX』のトレーニングを手伝ったことを振り返り、「彼は心優しい人物で、僕のキャリアの始まりを支えてくれた」と語った。さらにドウェインについて「世界的なイメージを維持するのは容易ではない。彼との共演は映画史上最もダイナミックな組み合わせのひとつで、互いに刺激し合い忘れられないものを生み出した」と語った。
ドウェインも『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』公開直後に「昨夏、ヴィンと過去をすべて乗り越えた。兄弟愛と決意をもって、シリーズとキャラクター、そしてファンを守り続ける」とツイート。長年の確執を終え、両者の関係は新たな段階に入ったようだ。