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トニー賞受賞女優が死去 84歳 がん闘病での治療薬で「重篤な反応」か

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 エリザベス・フランツさん
 エリザベス・フランツさん

 トニー賞受賞女優エリザベス・フランツさんが、がんとの闘病の末、84歳で亡くなった。夫で脚本家のクリストファー・ペルハム氏がニューヨーク・タイムズ紙に語ったところによると、エリザベスさんは11月4日、コネチカット州ウッドベリーの自宅で息を引き取ったという。治療に使用された薬剤に対する「重篤な反応」が死因となっている。

 エリザベスさんは、1999年、アーサー・ミラー作「セールスマンの死」ブロードウェイ50周年記念公演で主人公ウィリー・ローマンの妻リンダを演じ、トニー賞助演女優賞を受賞。2000年には同作のテレビ版にも出演し、エミー賞にノミネートされた。

 1941年6月18日、オハイオ州アクロン生まれ。1947年の映画「気まぐれ天使」で女優のロレッタ・ヤングさんの演技に感銘を受け、女優を志すようになった。

 舞台でも高い評価を受けており、1983年にはニール・サイモン作「ブライトン・ビーチ回顧録」、2002年には「朝は、7時」の再演でトニー賞にノミネート。1980年にはクリストファー・デュラング作「Sister Mary Ignatius Explains It All for You」で厳格な修道女役を演じ、オビー賞を受賞した。

 テレビでも活躍し、「アズ・ザ・ワールド・ターンズ」といったソープオペラに加え、「ロザンヌ」「ギルモア・ガールズ」「LAW ORDER」など多くの人気ドラマに出演。舞台と映像の両方で豊かな演技力を発揮し続けた。

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