サックス奏者の小林香織氏が17日、公式サイトを更新。体調が落ち着いたを踏まえ、この日から開催される松任谷由実のコンサートツアーから本格的に音楽活動を再開することを発表した。
小林氏は2025年4月8日に乳がんであることを公表。その際には手術を無事終え、回復に向けた治療中であることを発表していた。自身のX(旧ツイッター)では、同年9月に抗がん剤治療により髪の毛が抜け落ちた姿も公開し、話題を呼んでいた。
17日の更新では、「小林香織は今年2月に乳がんの手術を終え、現在も治療を継続しております。これまで体調に関しご心配をおかけしましたこと、誠に申し訳ございませんでした」と報告。そして「現在は体調も安定しておりますので、本日11月17日よりスタートいたします松任谷由実さんのコンサートツアー『THE WORMHOLE TOUR 2025-26』より、本格的に現場へ復帰する運びとなりました」と復帰の報告をした。今後についても「体調に留意しながら音楽活動を続けてまいります」と記した。
小林氏は洗足学園音楽大学を卒業し、以降は音楽家として活動。今回の松任谷だけでなく、ロックバンド「ゴダイゴ」メインボーカルのタケカワユキヒデや、泉谷しげるなどのライブサポート活動も行っている。