歌手のレディー・ガガ(39)は、映画「アリー/スター誕生」の撮影中に気分安定薬(炭酸リチウム)を服用していたという。2018年公開の同作でブラッドリー・クーパーと共演したガガ、撮影中に精神崩壊を経験したそうだ。
撮影終了後に「ジョアン・ワールドツアー」をキャンセルしていたガガ、ローリング・ストーン誌に「ある日、妹が『もう私のお姉ちゃんじゃない』って言った。それからツアーをキャンセルした」「ある日、精神科の治療のために病院に行ってね。休む必要があったの。何もできなくなって完全にダウンしてしまった。本当に怖かった。もう回復できないと思った時期もあったわ。生きていて本当に幸運だと思っている。大げさに聞こえるかもしれないけど、こういう状態からどうなるかはわかっているから」と語った。
一方で実業家マイケル・ポランスキー氏との交際を通して、自分は「健全で完全な人間になった」として「本当の私を大切にしてくれる人と恋に落ちたことが、とても大きな違いを生んだ」と続けた。
2007年にインタースコープ・レコードと契約、瞬く間に世界的アーティストとなったガガだが、マイケルについて「どんな場所でも彼は私をとても高く掲げてくれる。みんなは知らないと思うけど、10代の頃から大抵の場所で唯一の女性だったし、本当に辛かった。だから婚約者には深い愛情を抱いている。彼は私を神聖な空間に守ってくれているから」と称賛。
自身のニューアルバム「メイヘム」にも参加しているマイケルは「あらゆる面でパートナー」だという。「彼は私の全てに関わっている。なぜなら彼もまた、私を彼の全ての活動に巻き込んでくれるから。音楽業界でもビジネス界でも、女性を支える男性には深い敬意を抱かざるを得ないわ」と話した。