故チャドウィック・ボーズマンさんが、ハリウッドの殿堂入りを果たす。2020年にがんで43歳で他界した『ブラックパンサー』などで知られたボーズマンさんが、11月20日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を刻まれる。殿堂入り式典では、妻のシモーネ・レッドワード・ボーズマンがその栄誉を受け取る予定だ。
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームのプロデューサー、アナ・マルティネス氏は、こう声明を出している。「ハリウッド商工会議所は、チャドウィック・ボーズマンの卓越した功績を称え、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームへの星の授与を心より光栄に思います」「彼の力強い演技と、スクリーンの内外における不朽の影響力は、今なお世界中の世代に感動とインスピレーションを与え続けています」
ボーズマンさんは2016年、ステージⅢの大腸がんと診断されたが、公表することなく仕事を続け、4年の闘病の末亡くなった。今回の式典では、『ブラックパンサー』の監督ライアン・クーグラー、ボーズマンさんの遺作となった『マ・レイニーのブラックボトム 』でも共演したヴィオラ・デイヴィスらも出席する予定だ。