サッカー元イングランド代表デビッド・ベッカムが、スポーツと慈善活動への貢献を称えられ、4日、ウィンザー城でチャールズ国王よりナイトの称号を授与された。
式には妻で歌手のヴィクトリア・ベッカムと両親が同席。 ベッカムは「ナイトの称号を受けてるなんて、想像もしてないよ」と語り、「ロンドン東部レイトンストーン出身の少年が、ウィンザー城で世界で最も尊敬される国王から栄誉を授かる。間違いなく人生で最も誇らしい瞬間だ」と胸を張った。
50歳となったベッカムは、サッカーでの成功と長年の慈善活動の両面で評価されたことを「大きな名誉」と表現。式典では、妻のヴィクトリアが仕立てたグレーのスーツを着用した。「国王は僕のスーツに感心していた。彼は僕が知っている中で最もエレガントな着こなしをする人物で、これまで多くのスタイルに影響を与えてくれた」と告白。「若い頃の彼のモーニングスーツ姿を見て『これだ』と思い、妻に頼って作ってもらったんだ」とこの日のスーツも国王からインスピレーションを受けたものだと明かした。