歌手のナイル・ホーランが、ワン・ダイレクション(1D)として活動していたおよそ5年間は、滞在先のホテルから「一歩も出なかった」と明かした。2010年にオーディション番組「Xファクター」で結成されて以来、世界的な人気ボーイズグループとなった1Dだが、その名声に伴う重圧に悩まされたという。
ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク、リアム・ペインさんと共に活動していたナイル。アイルランドの静かな地域出身の自分にとっては1Dという肩書が「大きすぎた」として、ファンやパパラッチを恐れて外出できなかったのだと振り返っている。
ポッドキャスト番組「ザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・フットボール」でナイルは「仕事以外では極力人目に触れないようにしていた」とコメント。「私生活はずっと人知れず過ごしてきたし、実際、5年ほどホテルから一歩も出なかった時期もあった」と実情を明かした。そして、ペルー滞在中にメンバーとショッピングモールへ行こうとしたところ、ホテルの外に1万人のファンが集まっていると警察に警告され、外出を取りやめたというエピソードも明かしている。