akiya_b

父娘漫才コンビ、81歳の父が死去 入院中に夜中に急変、娘も「間に合いませんでした」30周年の節目だった

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
※写真はイメージです(izzzy71/stock.adobe.com)
※写真はイメージです(izzzy71/stock.adobe.com)

 松竹芸能の親子漫才コンビ「浮世亭三吾・美ユル」の浮世亭三吾さんが25日、急性呼吸不全・慢性腎不全のため死去したことが30日までに分かった。同社が公式サイトで発表した。81歳。大分県出身。また、相方である娘の美ユル(49)も自身のブログで報告し、心中をつづった。

 松竹芸能のサイトでは「浮世亭三吾 訃報のお知らせ」として「弊社所属タレント、浮世亭三吾が2025年10月25日午前0:08 急性呼吸不全・慢性腎不全の為永眠いたしました」と報告された。葬儀は故人の遺志により家族葬にて執り行われたという。

 美ユルも自身のブログで「ご報告させていただきます。10月25日に師匠、三吾が亡くなりました」と伝えた。「あまりに突然のこと過ぎて家族もアタフタで」と吐露。三吾さんはかねて入院していたが、最近は容体が安定していたという。しかし、夜中に急変し「駆けつけましたが私たちも間に合いませんでした」と説明。「本人は苦しまずに逝ったそうなので良かったです」とつづった。

 続けて「皆さま、これまで30年間、三吾・美ユルを応援していただきありがとうございました」と感謝。同コンビ結成前、三吾さんは「浮世亭三吾・十吾」というコンビで活躍しており、そのデビューは1970年大阪万博の電気通信館で務めたステージだったという。「そして大阪関西万博があった今年、好きだった衣装をつけて、芸人、そして人生の幕を閉じました。生前の本人の希望で、近親者のみの家族葬にいたしました。お通夜、葬儀と、あたたかい優しい時間となりました」と報告した。

 最後に「そして10月25日。10+25=35 (三吾)最期もアピールを忘れなかった師匠。皆さま、時々思い出してやってください」と呼びかけ「おやこ漫才 三吾・美ユル、30周年。これにて終了いたします。ほんとうにほんとうにありがとうございました」と締めた。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース