「グラディエーター」(2000年)でアカデミー賞の主演男優賞を受賞した俳優ラッセル・クロウは、ロックバンドのフロントマンとしての活動におけるやりがいを楽しんでいるという。アカデミー賞俳優としてだけでなく、「インドア・ガーデン・パーティ」という名のロックバンドでミュージシャンとしても活躍しているラッセルは、音楽活動が自身の創作活動における重要な場となっていると明かしている。
「ピープル」誌にラッセルは「僕にとっての舞台なんだ」と説明。「僕はいわゆる舞台にも立ったことがあるし、ミュージカルもやったこともある。すべて経験してきた。でも、ロックバンドを始めたら、そこがすぐに心が落ち着く場となった」と明かした。
役作りやスケジュール、他のキャストとの関係や製作側の要望などで左右される映画撮影とは異なり、ライブで観客にパフォーマンスすることでのある種の「無秩序さ」が大好きだという。「観客からの予想できない反応や、バンドと観客で一緒に作り上げる毎回違った雰囲気」に魅力を感じると語っている。