ミュージシャンのリチャード・アシュクロフトが、ザ・ヴァーヴ再結成の可能性を否定した。今年の夏、オアシスの再結成ツアーでサポートアクトを務めていたリチャードだが、1990年から2度の解散を経て2009年に活動停止した自身のバンドも再結成しようという気にはならなかったそうだ。
ザ・サン紙にリチャードは「僕らはもう再結成という手を使っているからね」「またというのは上手くいかないだろう」と語った。
そして、ノエルとリアム・ギャラガーの兄弟の不和よりも、自身のバンド内での溝は深いとして、「ザ・ヴァーヴの状況はオアシスより厳しい」と明かしている。
一方で人々をひとつにしたオアシスの再結成は「美しい出来事」だと称賛、「観客にも、関わったすべての人にも、心が洗い流されるような夏だった」「分断が進むこの時代に、あのライブで皆がひとつになれた感覚は、胸に深く響くほど大切だった」「長年オアシスを待ち望んでいたファンたちは、彼らの姿を知らない自分たちの子どもたちを連れてきていた」「それは灌漑深いものだったね」と振り返った。