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『パイレーツ・オブ・カリビアン』俳優 3年前の脳卒中で死を覚悟 現在も「突然、名前が思い出せなくなる」

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 ステラン・スカルスガルド
 ステラン・スカルスガルド

 『パイレーツ・オブ・カリビアン』のビル・ターナー役で知られる俳優のステラン・スカルスガルド(74)が、3年前に脳卒中を患った時は死を覚悟したという。2022年に出演作の合間に恐ろしい健康危機に見舞われたステランは、当時は同病気の深刻さや、命を奪う再発の可能性すら認識していなかったそうだ。

 ヴァルチャー誌にステランはこう話す。「本当に怖かったよ。自分は死ぬんだと思った。それは驚きではなかった。でも当たり前だが『これで終わりかもしれないな』と考えた。脳卒中の深刻さや、再発するかどうかは分かっていなかった」「死ぬこと自体は怖くない。ただ、生きられなくなることに不安になる。それが本当の恐怖だ」

 スター・ウォーズドラマ『キャシアン・アンドー』の撮影終了後、映画『デューン 砂の惑星PART2』の撮影開始前に同病気が発症したステランだが、回復をし無事『デューン』第2作の撮影に復帰、しかし記憶障害と言語障害によって、台詞をイヤピースを通して読み上げるサポートを必要とした。「仕事に戻る方法を見つけたんだ。プロンプターが台詞を言うイヤピースがあってね。でもそれだけでは不十分だ。私には自分のリズムがあるから」「相手が私の台詞の上に自分の台詞を重ねて言わないと、こっちは返答できない。しかもすごく速く、ニュートラルに言わなきゃいけないんだ。向こうの役者は相当な訓練が必要だ」「『台詞を覚えなくていいなんてラッキーだ』と言われるかもしれない。けど今は以前よりやる仕事が増えているよ」

 更に現在の自身の状態について「突然、名前が思い出せなくなるんだ。一つの考えを貫けず、要点を突く数文の議論もできない。突然、パッと消えてしまう。非常に苛立たしいよ。でも一方で、私は生きている。働けている」と続けた。

 今回のインタビューで、ステランは70歳を超えた現在の心境について、こう明かしてもいる。「今は少し、剣の真下で生きているような気がする。素行の悪い人生を送ってきたからね。そして74歳だ。もう延長戦さ

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