歌手のブルース・スプリングスティーン(76)が、自身の伝記映画を手掛けたスコット・クーパー監督(55)がロサンゼルス山火事で被災した際に助けの手を差し伸べていたという。「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」のクーパー監督一家が山火事で自宅を失った際、生活を立て直すまでスプリングスティーンが支援してくれたとクーパー監督自身が明かした。
「ピープル」誌にクーパー監督は「僕らの家が焼失した時、彼の家に僕ら一家を住まわせてくれたんです」と語った。「娘のステラはギターを練習していたんですが、火事でギターも失ったんです。そしたらブルースはすぐに彼のギターの1つをすぐに送ってくれたんですよ。ブルース・スプリングスティーンとはそういう人なんです」と細かい気遣いもあったという。
クーパー監督は家が焼失したという「悲痛な知らせ」を受けたとき、ジェレミー・アレン・ホワイトがスプリングスティーンを演じるその伝記映画の撮影現場にいたと明かしている。