山尾志桜里元衆院議員(51)が21日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の高市早苗総裁(64)が首相に選出されたことについて、立憲民主党の蓮舫参院議員(57)が「そのリーダーシップが、多様な声を反映する政治につながるのか」と注文をつけたことに「属性差別では」と疑問を呈した。
山尾氏は、高市首相の誕生に「女性をアピールせず、政策勝負でサバイブし、だからこそ女性初の総理の座を掴み取った高市さん。これはやはり偉業!」と賞賛した。
一方で、蓮舫氏がXで「政治における『ガラスの天井』は、確かに一つ動きました。同時に、私たちは問います。『そのリーダーシップが、多様な声を反映する政治につながるのか』変化を希望に変えるために、声を上げ続けます。」とつづったことを報じた記事に反応。「その高市総理に対し、中身で『多様性』を示せるかと問う蓮舫さん。しかし、女性総理だからといって多様性重視の政治を勝手に期待するのは、属性差別では。」と指摘した。
山尾氏は「性別関係なく一国の総理には、国民の多様性と国家としての一体性のバランス、難しい舵取りに汗をかいてほしい。保守を背負う高市総理だからこそ、自陣を説得し実現できる中道リベラルな政策もあると思う。期待します」と強調した。