韓国映画「パイレーツ」やドラマ「熱血司祭」シリーズに出演している俳優のキム・ナムギル（45）と、ドラマ「雲が描いた月明かり」、Netflix「おつかれさま」などで知られるパク・ボゴム（32）が、映画「夢遊桃源図」で兄弟を演じることが明らかになった。現地の映画配給会社・プラスMエンターテインメントが17日、本作が14日にクランクインしたと伝えた。
「夢遊桃源図」は、夢の中の美しく不思議な風景を描いた絵「夢遊桃源図」の完成後、それぞれ異なる桃源郷を夢見る兄弟の首陽大君（スヤンデグン）と、安平大君（アンピョンデグン）を描いた物語。キム・ナムギルが首陽大君を、パク・ボゴムが安平大君を演じるという。
首陽大君は夢遊桃源図を使い、弟・安平大君の欲望を読み取ろうとする中で、徐々に残酷な姿を見せるようになり、安平大君への疑念や不安に苦しめられていく。一方の安平大君は、自身と意志の異なる兄の首陽大君と対立し、揺るぎなく強い内面を見せる役柄だという。
夢遊桃源図を描いた画家の安堅（アンギョン）は、イ・ヒョヌク（40）が演じるほか、共演にパク・ウォンサン、リュ・スンス、チャ・スンベ、キム・ビョンチョル、キム・テフン、パク・ミョンフン、キム・ナムヒなど。演出は、「タクシー運転手～約束は海を越えて～」（2017）で観客数1200万人を動員した、チャン・フン監督が務める。
