結婚相談所Presiaはこのほど、20~40代の未婚女性200人を対象とした「お金と結婚に関する意識調査2025 女性版」を公開した。
「結婚相手を選ぶ上で、相手の年収はどのくらい重要か」という質問に対し、「非常に(14.0%)」と「ある程度(75.5%)」を合わせると、89.5%が「重要である」と回答した。
具体的な金額でみると、男性に求める「最低年収」は300万円未満:26人、300~400万円未満:52人、400~500万円未満:54人、500~600万円未満:31人、600~800万円未満:10人、800~1000万円未満:3人、1000万円以上:24人だった。
「理想的な年収」では、300万円未満:1人、300~400万円未満:15人、400~500万円未満:28人、500~600万円未満:47人、600~800万円未満:42人、800~1000万円未満:28人、1000万円~1500万円未満:12人、1500万円以上:27人で、求める最低年収は「400万円台」、理想年収は「500万円台」がボリュームゾーンだった。
共働きの希望を尋ねたところ、「希望する」が合計75.0%と4分の3にのぼったが、「本当は専業主婦が良い」と答えながらも共働きを希望する女性が33.5%存在し、経済的な理由などから現実的な選択をしている様子が伺える。
「結婚相手に求める貯金額」については、貯金額は問わない(借金がなければOK):48人、100万円以上:32人、300万円以上:31人、500万円以上:47人、1000万円以上:39人、2000万円以上:3人だった。
「結婚相手に借金があった場合」については、「結婚をためらう(57.5%)」と「結婚は考えられない(16.5%)」を合わせた74%が結婚に否定的・慎重な姿勢を見せ、収入以上に資産状況をシビアに考えている。
また、他の条件をそろえた上で「年収」と他の要素を比較したところ、以下の結果となった。
「他の条件がすべて同じ場合、結婚相手として選ぶならどの人か?」
年収300万円で、見た目が「非常にタイプ」な男性:26人
年収500万円で、見た目が「普通」な男性:143人
年収1000万円で、見た目が「全くタイプではない」男性:31人
「他の条件がすべて同じ場合、結婚相手として選ぶならどの人か?」
年収300万円で、価値観や相性が「最高に合う」男性:82人
年収500万円で、価値観や相性が「普通」の男性:91人
年収1000万円で、価値観や相性が「全く合わない」男性:27人
多くの女性が、パートナーとして非現実的な高年収や好みのルックスよりも、「平均的な経済力」と「不快感のない見た目」、数字だけでは測れない「人間的な相性」のバランスを最も重視していると言える。
◆結婚相談所Presia(https://presia.jp/agent/)