ワカモノリサーチ社がこのほど、全国の15歳~20歳の若者(男女)931人に対して「あなたは今年“紙の雑誌”を買いましたか?」というアンケートを実施。その結果を発表した。
調査の結果、約8割(79.6%)の若者が「買っていない」と回答。特に「あまり興味がないから」「雑誌に興味がないから」という“紙の雑誌”自体に興味のないという若者たちの声が多く見られた。スマホで情報を得られたり、インスタグラムなどのSNSで情報を知れる現代では、魅力を感じられない人が多くいることがわかった。
また次点で多かったのが、「雑誌は高いから」「お金に余裕がないから」など、“金銭”を理由にする若者の声。物価高で生活に余裕がなくなっているのは若者も同じで、お金で買うモノの優先順位で“紙の雑誌”は多くの若者にとって低いものだということもわかった。
逆に2割(20.4%)の雑誌を購入した若者は「推しが出ているから」「好きなインフルエンサーの特集があるから」など、“推し”が掲載されていることが大多数の理由として挙げている。「推しの特集しか読まない」「推し以外はスルー」という声も多く、雑誌の内容やクオリティではなく「“推し”が出ているかどうか」が購入の判断材料になっているようだ。
◆参考サイト ワカモノリサーチ(https://wakamono-research.co.jp/media/)