最近、買い物をしていると「前より値段が高くなった」と感じることが増えている。物価高騰のニュースを頻繁に見かけるようになり、ため息が漏れる人も多いだろう。しかし、それには例外もある。会社員をしながら漫画の制作をおこなう青木ぼんろさんがX(旧Twitter)で投稿した作品『物価高騰』では、ラーメンの価格に対しての素直な感想を漫画にし、多くの反響が寄せられている。
それは青木さんが、会社で物価高騰について話していたときのこと。上司が「昨日食べたラーメンが1,300円だった」と言っていたのを聞き、思わず「高い!」と思った青木さん。しかし、よく聞いてみると、そのラーメンにはチャーシューが5枚とワンタンが5枚もトッピングされていた。それを聞いた青木さんは、心の中で最初の反応は撤回し、それは妥当なのではと思うのだった。
読者からは「むしろ安い(笑)」「元々それはそのぐらいするでぇ…」など、青木さんに共感する声が寄せられた。そこで同作について、作者の青木ぼんろさんに詳しい話を聞いた。
ーラーメンが1,300円と聞いたとき、最初に「高い」と感じた理由はどうしてでしたか?
普通のラーメンで1,300円はあまり聞いたことがない値段設定だったので、シンプルに「高いな」と思いました。
ー実際にラーメンの内容(チャーシュー5枚、ワンタン5枚)を聞いて妥当だと思った瞬間の気持ちはどう変わりましたか?
チャーシューにとどまらず、ワンタンまである欲張りセットなら妥当な値段、いや、むしろ安いくらいだろ!と思いましたね(笑)
ー青木さんご自身は、物価高騰を日常のどのようなシーンで感じますか?
コンビニのシーチキンマヨネーズのおにぎりが150円を超えたときにはびっくりしましたね。「あ、こんな高いんだ」って衝撃でした。おにぎり100円の時代を知っているからかもしれないですが、150円は出せない自分に引きました(笑)一番好きなおにぎりだったのに・・・残念です。
<青木ぼんろさん関連情報>
▽X(旧Twitter)