「ゴジラvsコング」(2021年)で主人公の地質学者ネイサン・リンドを演じるなどした俳優のアレクサンダー・スカルスガルド(49)が、過去に女性と男性「両方」との経験があったことを示唆した。パートナーで女優のツヴァ・ノヴォトニーとの間に2歳の息子がいるアレクサンダーは、新作「ピリオン」で演じる年下の青年と服従や支配を伴う性的関係になるカリスマ的なバイク集団のリーダー、レイ役について語った際、自らも男性との経験があったと口にした。
「バラエティ」によると、チューリッヒ映画祭の場でアレクサンダーは「自分の経験はあまり関係ないと思うけど。僕には子供もいるけど、過去には男性も女性も経験がある」と話していたという。「僕にとっては、この作品は、これまでこのような形で描かれてこなかったサブカルチャーの物語を、非常にリアルに語る重要な機会だと感じられたんだ。僕はレイじゃないけど、その世界の経験は少しあるから、これが真実の描写でないことは分かってる」と作品の意義についても語った。
一方で、そのストーリーを伝えるのに「シルクの手袋をつけなかった」ハリー・ライトン監督を称賛、しかし、過度に露骨な描写は一切ないと続けた。