国際プロレスのエースで、アントニオ猪木さんとの歴史的名勝負などで知られるストロング小林さん(2021年死去、享年81)の足跡を回顧する「ストロング小林展」が10日から15日まで東京・青梅市の西友河辺店4階のボッパルトホールで開催される。23年12月の初開催に続く企画となる。
小林さんゆかりの地・青梅で「懐かしき昭和プロレス展」と題して行われる第2弾。主催する「ストロング小林展実行委員会」の持田一博氏は「当初は〝一発勝負〟の開催でと考えておりましたが、おかげさまで、大変多くのファンの方々から2回目の開催を望む声があり、今年が『昭和100年』となることを機に決断しました」と経緯を説明した。
同委員会では今回のコンセプトについて「1回目で表現できなかった小林さんの素晴らしい偉業と功績の数々を展示し、力道山からタイガーマスクまで、女子プロレスも含めた昭和プロレスの素晴らしさ、楽しさ、すごさを、そして懐かしさを体感していただきたいと思います」としている。
今回の会場では、小林さんが引退式で着用したスーツ、覆面太郎デビュー戦、猪木戦、海外マット等で活躍した新聞記事、ミル・マスカラスやタイガーマスクのマスクなどが展示されるという。持田氏は「マニアの方から一般のプロレスを知らない方々まで、驚き楽しんでいただける空間となっておりますので、多くの皆様にぜひご鑑賞いただきたいと思います」と呼び掛けた。
開場時間は午前10時-午後6時(最終日は午後5時まで)。入場無料。