ワカモノリサーチ社がこのほど、全国の現役高校生862人に対して「自分の父親・母親のことをなんて呼んでいますか?」というアンケート調査を実施。その結果を発表した。
まず「自分の父親のことをなんて呼んでいるか?」で、最も多かったのは「パパ」(50.2%)となった。次いで「お父さん」(28.1%)、「その他」(16.6%)、「名前」(4.1%)となり、現役高校生の間では「パパ」が過半数を占めていることがわかった。
「パパ」と回答した高校生からは、「小さい頃から呼んでいて今さら変えられない」「お父さんに変えるタイミングがなかった」まど、幼少期から「パパ」と呼んでおり、家族もその呼び名のため変えるタイミングも必然性もなく、そのまま「パパ」と呼び続けているケースが多かった。
逆に「お父さん」と呼んでいる現役高校生からは、「パパは子どもっぽくて恥ずかしいから」「成長するにつれて敬意を持つ呼び方に変えた」などの声が多く見られた。特に思春期を迎えた男子生徒からは、「パパは恥ずかしい」という声が多く、「パパ」から「お父さん」への移行は大人への意識の芽生えとも言えそうだ。
次に「自分の母親のことをなんて呼んでいるか?」では、「ママ」が56.3%でトップ。「お母さん」(33.4%)、「その他」(6.8%)と続いた。
「ママ」と回答した現役高校生からは、「小さい頃から呼んでいて今さら変えられない」など、「パパ」から「お父さん」に変えられなかった意見と似た意見が目立った。同じく「お母さん」と呼ぶ現役高校生からは、「ママは子どもっぽいから」「人前でママと呼ぶのは恥ずかしいから」と、父親のときと同様に成長に伴う“恥ずかしさ”や“社会性”を意識する声が多かった。
◆参考サイト ワカモノリサーチ(https://wakamono-research.co.jp/media/)