投資用物件を選ぶ際に、立地は重要な条件のひとつ。ただ立地と言っても、さまざまな要素や特徴があると思います。株式会社AlbaLinkが運営する「不動産投資の森」はこのほど、不動産投資に関心がある400人を対象に行った「不動産投資で重視する立地条件に関する意識調査」の結果を公開した。
不動産投資で重視する立地条件の3位は「商業施設に近い」だった。主な意見として「世代問わず需要がありそうだから」(30代 女性)、「安定的に収入が入るよう、住む人の導線がしっかりしているといいと思っている」(30代 女性)、「日用品や食料品が近くで簡単に買えると生活が楽です」(50代 男性)などがあった。
2位は「人口が増加している」がランクイン。「投資するなら売却益の見込める場所がいい。ただ駅近のように価値が上がっている場所は下がりにくい一方、投資するのに莫大な金額がかかる。そのため人口が増える見込みのあるエリアに投資したい」(30代 男性)、「若年層の人口が増加しているか。近隣でマンションを購入する可能性があるから」(40代 女性)、「人口の増減こそが、一番重要なファクターだから」(50代 男性)などの声が寄せられた。
圧倒的1位は「交通の便がいい」となった。主な理由として「入居者が部屋を探す際、最も優先する条件のひとつが駅からの距離だと考えるからです。単身者向けの物件では、通勤・通学の利便性が直接的に空室リスクの低減につながります。駅から近いという価値は、建物の築年数が経過しても色褪せにくく、長期的に安定した家賃収入を得るための最も重要な要素だと思っています」(30代 男性)、「利便性が高いと人気が出て、借り手も多いと思うから」(50代 女性)、「最寄り駅に普通列車だけでなく、急行列車や快速列車が停まること。普通列車しか停まらない駅は人気がなく、発展が遅い」(60代以上 男性)などが挙がった。