歌手のケヴィン・ジョナス(37)は、ジョナス・ブラザーズの活動休止中にほぼ全ての財産を失っていたという。2005年に同兄弟バンドでキャリアをスタートさせたケヴィン、経済的に山あり谷ありだったそうで2012年から2019年までバンド活動を休止していた間は特に厳しかったそうだ。
ジョナス家の長男ケヴィンはポッドキャスト『ザ・スクール・オブ・グレートネス』でのYouTuberルイス・ハウズとの対談でこう語る。「僕はお金の意味、それが何であるのかを理解せず成功し、全てを失ったんだ」
そして9年前に起こった数々の「悪いビジネス契約」のせいで富を失ったと続けたケヴィン、ルイスから「ほとんど全財産を失ったのか?」と聞かれて「そう、ほとんどね。残り10%まで行った」と答えていた。多くの不動産投資をしていたケヴィン、「適切なパートナーシップ」ではなかったとしたものの、法的な理由でその状況や詳細については話すことができないそうだ。
妻ダニエルとの間に10歳と8歳になる娘がいるケヴィンだが、同バンドの活動休止中に住宅開発会社「JonasWerner」を設立、マンハッタンの通勤圏内に注文住宅を建設したり、他にも「Yood」というフードアプリに投資、新たなテックベンチャー「We Hear It」と提携するなどしていた。
2019年に弟のジョナス、ニックと同バンドを再始動したケヴィンはこう振り返っている。「決して学びたくはなかったことを学習したね」「でも同時に人生への取り組み方を見直せた。未来に目を向けることができた。2度目の挑戦ができたことを本当に光栄に思う」
同ポッドキャストにはケヴィンの弟ジョーとニックも参加、ジョーはこう話していた。「全員が、自分一人でどんなクリエイティブなことができるか考えなきゃいけなかった」「それを普通は解散と呼ぶけど、僕らは再結成するつもりはなかったんだ」「隠すことが不可能な多くの問題があったよ」「『このバンドは自分に向いている。才能がある』、それぞれが違う理由でということ」「スポットライトは皆でシェアできるし、スタジオや曲作りも。全員で曲作りをシェアし、お金もね」
またジョナス・ブラザースの一員ではない弟のフランキーは、元子役で、現在はTikTokerとして活躍。「崖の上のポニョ」のアメリカ版で宗介役の声優を務めたことでも有名。