高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」はこのほど、全国の現役高校生584人を対象に「テレビドラマ」に関するアンケートを実施した。
アンケート結果によると、62.5%が「今年、テレビドラマを見ていない」と回答した。大前提としてそもそも「テレビを見ない」という声が多く、テレビを見ている高校生でも「ドラマを見るより、他にやることがある」「その時間はTikTokを見ている」「YouTubeを見ていた方が楽しい」など、ドラマよりも優先順位が高いコンテンツがあるようだ。
一方で「今年、テレビドラマを見た」という高校生からは「好きなアイドルが出ているから」「推しの役者が出ているから」などの意見が多かった。“ドラマが見たい”という動機より“推しを見たい”という熱量の方がドラマ視聴につながっていた。
ただし「今年、テレビドラマを見た」という高校生のうち、30.1%は「途中で離脱した」と回答。「面白くなくなった」「展開が読めて飽きてきた」など一般的な理由もあったが、特に多かったのは「めんどくさくなった」。推しが出演していたとしても、途中で「めんどくさい」と思う高校生もいるようだ。
◆出典
ワカモノリサーチ(https://wakamono-research.co.jp/media/)